陶神オリバーとは・・・
愛知県瀬戸市を守る正義のヒーローである。
日本古来の八百万(やおよろず)の神となられた「加藤四郎左衛門景正」様による"モノ作り"の神通力を瀬戸市の持つ伝統的な工芸技術と現代の科学力を結集して再現。
瀬戸市民のお互いを思いやる心、郷土を愛する心である陶都の魂、すなわち”陶魂”を陶祖碑(六角陶碑)の地下245mに設置された陶神力ジェネレーターで増幅しスパークさせると瀬戸市民の正義を愛する熱い"思い"がすさまじい物作りのエネルギーとなり真珪素合成鋼セトモニュウムを精製し、オリバーへ変身する者の体にセトミックアーマーを"焼成"させるのである。
セトミック
Super Extra Technology Overage ceraMIC
瀬戸市内の伝統的な陶磁器産業と、ハイテク科学工業系企業が協力して共同開発した新世代のセラミック素材。六角陶神片をもとに研究・開発された。 元となる真珪素合成鋼セトモニュウムは、セトミック素材を基に開発した単分子珪素膜仕様のサーメット素材でダイヤモンドを超える硬度とチタニウムを超える耐熱性・強靭性を併せ持つ
--- 火の軍団 ---
ガラード帝国火の軍団の魔将であり、専用武器である長槍「業火剣嵐」を振るい地上侵略の先兵を務め、「灼熱の騎士」の二つ名に恥じぬ、強さと速さを見せる。冷静沈着さの中に熱さを秘めており、時折優しさをみせる。その正体は10年前に姿を消したオリバー(陵介)の実兄であることが判明。
大帝直轄の監察官として各軍団の動きを監視していたが、三軍団の進まぬ侵略に業をにやした大帝の命を受け実力行使に出る。
火の軍団長インフェルナイトに従い行動隊長を努めている。
--- 土の軍団 ---
「黄砂の武闘家 カラカス(渦螺華州命)」
装備:大陸系柳刃刀”金蛇砂刀”
ガラード帝国、土の軍団の行動隊長であったが三魔将のひとり、土の魔将へと格上げとなった。
その正体は瀬戸市のロボット等、最新科学技術を分析研究して作られた帝国製アンドロイド「ガラードロイド」である。
中国拳法を基本とした多彩な動きで、素早くトリッキーに飛びからかし攪乱する。
登場初期は言葉が通じなかったが、言語拡張プログラムを搭載することにより会話が可能になる。
※「〜からかす」とは瀬戸弁(方言)で「〜しまくる」「〜やりまくる」の意味
ガタストロフ (禍足棄訃尊)
ガラード帝国、初代三魔将のひとり。土の軍団をまとめていた。帝国上級魔神。カラカスに魔将の座を引き渡したのちは上層部へ移動したと噂されている。
大戦時の某国陸軍の制服に似たスタイルの全身サイボーグ。左手に五連マシンガンを持つなど全身にさまざまな武器を装備している。言動は物腰静かで丁寧だが、味方である火と水の魔将すら利用し冷酷非道な作戦を展開することが多い。
電子頭脳の働きを保つため「タバコ型強化冷却剤」を一日五本使用する。
土の軍団将軍補佐・麗人オゾー
歴代の陶神と闘った傷を癒す為長く魔界に潜んでいた実力者。
鉄爪邪法(てっさじゃほう)というオリジナル拳法と自身の研究で開発した爆弾を使いオリバーを苦しめる。
ガタストロフ大佐の合理的な思考に魅せられガラード帝国へ入った変わり者、魔界から目覚めたばかりでまだ全力では闘えないが本来は魔将と同じ程度の力を持つ。
一度はカラカスを裏切るも「土の軍団はそういうものである」と飄々としている。
侮っていた現代の陶神に敗北してからオリバーに興味を持つ。
--- 水の軍団 ---
ガラミティノミコト(我羅蜜挺尊)
ガラード帝国、三魔将のひとり。水の軍団をまとめる。高い妖魔力を持つ帝国上級魔神。空気中の水分や周囲の湖沼や河川等の水を利用した遠隔攻撃を得意とし、雨や雪などの天候もコントロールできる。瀬戸で楽しいイベントが行われる際に雨を降らせ、市民を困らせたりする。
剣術の師匠に勝つため水の軍団を去り「はぐれ魔神」として魔界を放浪中、火の軍団長ザイハイチェヘ将軍に拾われ、地上侵略のため戦っていた。だが、水の軍団アラケナー消息不明の報を聞きつけ、ガラミティノミコトの元へ馳せ参じる。その後、相反する「火」と「水」の魔力を宿し、人で言うところの「苛烈」て「冷淡」が切り替わる「多重人格症状」となる。
「濁流の盗賊 アラケナー(愛羅気南命)」
装備:両刃長剣“鬼骸丸”
ガラード帝国、水の軍団の粗野で傍若無人な行動隊長であった。水の魔将であるガラミティのためなら、他(火・土)の軍団に入り込み敵味方かまわず、かき回す。相手の魂を削り食べる長剣“鬼骸丸”を帯刀し、かなりの使い手、たまに刃をなめてはケガをする。
ガラミティもアラケナーを非常に気に入っており、何度オリバーに倒され浄化されても彼女の手により蘇らされる。
地上の人間であっても女性や子供には優しく、子犬や猫を見かけると作戦中であっても可愛がりに行ってしまう。カラカスとの戦いで負傷。現在消息不明。
ガラード帝国の下級魔人、各軍団の戦闘員、一般兵士であり一体一体の力は大したことないが、数がまとまると厄介な存在となる。
※それでも一体あたり、普通の人間の2~3倍)
神話の時代より人の心「隅(すみ)」に潜み、負の精神エネルギーを増大させて、「イジメ」「犯罪」「戦争」等を引き起こしてきた。
※「ぐろ」は瀬戸弁で「隅(すみ)」の意
「ガラード帝国」の王。
日本古来の八百万の神、日本列島創世期のころより日本人を冥府魔界へ引きずり込むのを役割(生業)とする禍神の一柱だが、ある理由により度々地上を手に入れ冥府を地上の日の光さす世界に現出させようと暗躍する。
キャラクターの関係性を相関図にしてみたよ!
(※真相解明ごとに随時更新)